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短期間で美肌を目指したい場合は治療薬を併用しましょう

2019年10月02日
肌がきれいなので嬉しくなる女性

毎日のケアで美肌をめざしていても、なかなか思ったような成果が出ないことにお悩みを持っていることは無いでしょうか。人間の肌は一定のサイクルで新旧の細胞が入れかわって、一定の状態を維持するメカニズムが働いています。肌の皮膚細胞の生まれてから成長し、やがて衰えて剥落するまでの過程はターンオーバーと呼ばれているのです。美肌を実践するには、正しいターンオーバーの基礎知識を得ることが出発点になります。

そもそも人間の皮膚は一番外側の表皮とその下にある真皮層、そしてさらにその下層には血管と神経組織や脂肪細胞からなる皮下組織から構成されています。真皮層ではコラーゲンやヒアルロン酸などのたんぱく質からなる層がひろがっていますが、肌のハリを維持する部分で肌の直接的なコンディションにはあまり影響しません。ターンオーバーの舞台になるのは角質と基底層からなる表皮層になります。表皮の奥にある基底層からは新しい皮膚細胞が生み出されて、角質層へと押し上げられて角質層へと送られていきます。角質層では基底層から新しい皮膚細胞が送り込まれると同時に、古い角質は剥落して除去されていき新しい皮膚細胞と世代交代していくわけです。このサイクルは1ヶ月程度で完結しますが、一連のサイクルが規則正しくおこなわれることが美白と美肌の基本です。この過程のなかで紫外線の影響で生成されたメラニン色素も排除されて美白も実践されているのです。

ところがストレスなどの要因で表皮のターンオーバーが乱れることがあります。この乱れた状態を改善する治療薬がハイドロキノンやトレチノインを配合したクリームになるのです。ハイドロキノンとは自然界の食物などに配合されていますが、活性酸素の排除やメラニン色素の生成を抑制する作用を持っているので短期間で美白効果を期待できる美容成分です。ハイドロキノンは不安定で取り扱いが難しく医療機関で処方される治療薬にしか配合されていませんでしたが、2001年の法律改正で美容クリームへの配合が認められ、短期間で化粧品でも普及が拡大しました。トレチノインはビタミンA誘導体の一種で、短期間でターンオーバーを促しメラニン色素の滞留を抑制し美肌効果を発揮してくれます。ハイドロキノンとトレチノインを併用することは美肌にも美白にも効果的なケアの実践を可能にします。紫外線やストレスの影響で表皮のターンオーバーが停滞気味になったら、ハイドロキノンやトレチノイン配合クリームを併用するのがおすすめです。