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アーユルヴェーダオイルとアロマオイルは別物!

2020年01月20日

アーユルヴェーダでは、アヴィヤンガとよばれる全身オイルマッサージが大切な施術とされています。アヴィヤンガでは全身に温かい専用のオイルを塗布し浸透させるトリートメントになります。これをアーユルヴェーダオイルと呼んでいますが、アロマオイルと混同されがちです。しかしアーユルヴェーダオイルとアロマオイルは実は別物、それぞれの特性を踏まえて正しい使い方を実践することがポイントになります。それでは両者のオイルの違いはどこにあるのか、検討してみましょう。

まずアロマオイルですが、植物由来の天然香料や精油などを植物油や鉱物油などで希釈したものです。主に香料や化粧品に活用し、過熱して芳香を楽しみなどの目的で使用されています。これに対してアーユルヴェーダオイルは薬草やハーブなどを活用し、植物の栄養の吸収性を高くしたり、肌に塗ることで香りや癒し効果などを得ることを目的に使用されています。

アーユルヴェーダオイルのなかでも代表的なものがセサミオイルになります。セサミオイルはごま油のことですが、原材料に特徴があります。それは炒っていないごまの油を使用する点にあります。セサミンオイルは白ごま油と呼ばれていますが、アヴィヤンガにおいては全身オイルマッサージの際にメインで使用されるものです。香りがよくトリートメント成分を肌に吸収させることで、癒し効果も期待できますが、肌につける前には加工が必要です。作り方はとても簡単で、鍋で加熱して保存するというもので、キュアリングとよばれています。

白ごま油を500-600ml程度を、鍋に入れて弱火で加熱して下さい。料理用の温度計で90度まで加熱していることが確認できたら、火からおろして冷まします。保存の容器に入れて蓋を閉め密閉すれば完成になります。セサミオイルは炒っていないごまを原材料にしているので、食用のようなにおいの心配はありません。肌に塗るために加熱する場合は、必要な重量を保存容器から取り出して、熱くない程度に加熱して下さい。セサミオイルをベースにお好みのハーブを漬け込んで香りをプラスしたり、薬草などを入れて生薬の効果や植物の栄養を肌を通じて浸透させることが叶います。とくにアーユルヴェーダオイルはキュレーション効果に優れていて、塗布して15分ほど経過すると内部まで行き届き体内に蓄積した毒素の体外への排出を促してくれます。また保湿効果にすぐれているので美肌ケアも実践できるのが魅力です。