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アーユルヴェーダで大切な体質のバランス

2019年08月08日
肌がきれいなので満足をする女性

アーユルヴェーダでは、人間の身体はドーシャと呼ばれるエネルギーで構成されているという思想が根本に存在しています。
これはアーユルヴェーダにおける人間観の一端を示すものであって、同時に医療を実践する際の具体的指針を与えるものです。
西洋医学においては個々の臓器や血管などの個々の箇所の病変などを重視し、ケアや治療などのアプローチを検討することになります。
再現可能性や検証可能なことを前提に発展してきた西洋医学からすれば、分析的に身体の健康や恒常性などを獲得することを重視しているわけです。
これに対してアーユルヴェーダでは、身体全体をドーシャというエネルギーで構成するものとマクロ的視点で身体の状態を把握しています。
人間の身体を構成するドーシャとは、風を意味するヴァータ、火を意味するピッタ、そして水を意味するカパの3つの要素から成り立つとアーユルヴェーダでは考えます。
これらのヴァータ(風)とピッタ(火)とカパ(水)のエネルギーの均衡が取れていることが、健康の基礎条件を規定すると考えるわけです。

火と水と風の3つのドーシャバランスは均衡が取れていることが理想ですが、生来的に特定のドーシャに偏りが見られたり、季節の変化などの影響によってドーシャバランスには違いがあります。
ヴァータ・ピッタ・カパのうち、どのドーシャの特徴を持っているかは個人差が大きく、それぞれのドーシャの特徴に当てはまるのかによっても、体質が違ってくるわけです。
自分の体質や特性を正しく診断するには、どのドーシャの特性に当てはまるのかによっておおよその見当をつけることが可能です。

それぞれのドーシャの特徴のうち、ヴァータの特性としては体型はやせぎみで、食べても太りにくく体型全体は華奢で顎も小さい傾向があります。
性格的には積極的で果断な行動力を見せますが、熱しやすく冷めやすい特徴をもっています。
水を意味するカパの特性として、大柄な身体で食欲旺盛・体重の増減も比較的激しいとされています。
性格は保守的でもの静か、物事への執着は強いほうです。我慢強く・忍耐力も十分あります。
火を意味するピッタの方では、体系的には中肉中背で、食欲はあり、ある程度の体重増減ももっています。
性格面では自己主張が強く白黒をはっきりつけたがる傾向があります。
用意周到に計画を立てますが、見方を変えると完ぺき主義で融通が利かない側面ももっているようです。
自分の体質や性格はどのドーシャに該当するのかを診断することにより把握することが可能です。